年末が近づくと大掃除をしますね。
1年の汚れを年末の大掃除できれいに落として、気持ちよく新年を迎えたいものです。
しかし、小さい子供がいる家庭では子育てで手一杯。特に子供が小学校に上がる前だと、
言うことをきいてくなかったり、甘えてきたり、泣いたりと子どもの相手が大変です。
小さな子供がいるおうちでは日常の家の掃除も大変ですが、大掃除はどうしたらよいのか?
まったく大掃除をやらないのも気持ち悪いので、少しでも大掃除をするためには、
まず子供へ大掃除の意味を伝えてから、手伝いさせるとうまくいくかもしれません。
この記事では子供をやる気にさせる方法を紹介します。
子供が小さいうちの大掃除はどうする?
年末年始は、クリスマスや年賀状など季節のイベントが盛りだくさんです。
そんな中、年末に大掃除をすることは、小さい子供がいる家庭にとってはかなり難易度が高いのではないでしょうか?
まず、子供に手がかかって掃除どころではない!という場合は、無理にする必要はないです。
でも、今年の汚れを落として、気持ちよく新年を迎えたいという気持ちもある場合は、何とか大掃除をするのですが、ポイントとしては丸一日使って大掃除をするのではなく、何日かに分けて、「1日1か所」ずつ掃除をしてみるとよいです。
小さい子供はお母さんの真似をするのが大好きです。
長時間だと子供もすぐ飽きてしまうので、短時間(5~10分くらい)に区切って、子どもとの遊びの一環で掃除を取り入れるという発想に変えてみるとよいです。
そうすると、子供も飽きずに、「今日はどこをお掃除するの?」と、ひょっとしたらノリノリで手伝ってくれるかもしれません。
大掃除の子どもへの伝え方は?
大掃除を子供といっしょにやる前に、まず子どもへなぜ大掃除をするのかということを伝えた方が、
子供も納得して大掃除に協力してもらえる確率が高まります。
子供への大掃除の伝え方を紹介します。
絵本で伝える
大掃除の大切さや意味を絵本で伝えるのはどうでしょうか。。
12月に入ってから読んであげると、大掃除のイメージも付きやすくておすすめです。
ぐりとぐらシリーズは有名ですね。
春を迎えぐりとぐらが家の中がほこりだらけであることに気づき、「今日の仕事は、大掃除」と張り切ります。
しかしほうきやぞうきんが使い物にならないことが判明。そこでぐりとぐらは自分たち自身がほうきやぞうきんになって、
ダイナミックに大掃除をやる物語です。
自分がほうきになったり、ぞうきんになったりは子供に真似はしてほしくないですが、
工夫して楽しく大掃除をするということを伝えるのに良い本ですね。
冬休みにおじいさん、おばあさんの家でお正月を迎える家族のおはなしです。
ガラス磨きや障子張りといった大掃除の描写が細かいです。
大掃除よりお正月の準備に興味がいきそうですが、大掃除をしっかりすることで気持ちよくお正月を迎えることができる
ということを補足してあげましょう。
12月の終わりにお母さんから「もうすぐ来年がくるよ」と教えてもらった くまのこ 、
「来年」のために大掃除をしたりおせち料理をつくったりと大忙し。
子供の目線で見た「年越し」が描かれています。
こちらも「年越し」がメインなので、大掃除をしっかりすることで気持ちよくお正月を迎えることができる
ということを補足してあげましょう。
直接こどばで伝える
絵本だと、どうしても「大掃除」以外のことに興味がいきがちなので、直接子どもへ大掃除について伝えましょう。
子どもへ伝える時は、簡単に!明確に!
例えば以下のような感じでどうでしょう。
12月31日で今年がおわるので大掃除をみんなでやろうね。
今年一年の家の汚れを落としてきれいにして、
神様に来年もきれいになったおうちでゆっくりしてもらえるようにするんだよ。
みんなで家をきれにしようね。
これで子どもも納得して大掃除を手伝ってくれると思います!
大掃除は子供手伝いさせてみよう!
子どもが大掃除の意味を理解してやる気になったら、ぜひお手伝いしてもらいましょう。
遊びの延長線で掃除も楽しみましょう。
こどもなので掃除しているが、かえって汚れたということになることもありますが、
決して叱らず、おおらかに接しましょう。
もし、物理的にきれにならなくても、「大掃除をいっしょにやった」のでよしとしましょう。
また、子どもが掃除をすることで教育上、以下のメリットが期待できます。
大掃除を通して、掃除の大変さを体験させ、汚れを落とす大変さや、
誰かがこのようなことをしてきれいに保っていることに気づけたらよいですね。
こういう気づきは「思いやり」や「公共心」を育みます。
また、自分で掃除を行って掃除のコツを覚えると、達成感が得れて、
自分のことは自分でやろうという「自立心」を育みます。
お手伝いしてもらう掃除のおすすめは「ふき掃除」です。
普段使うテーブルや床が良いですね。
ふき掃除は適度に大変で、キレイになったことも実感しやすいのでおすすめです。
まとめ
いかがでしたか。
小さい子供がいる家庭での年末の大掃除を少しでも楽しくするために、
子どもを掃除に巻き込みましょう。
そのために、事前に大掃除に関する絵本を読んであげたり、簡単な言葉で大掃除の目的を伝えましょう。
そして、子どもがやる気を出したら、遊びの延長としていっしょに掃除をしましょう。
おすすめは「ふき掃除」です。
うまく掃除ができなくても、「みんなで掃除をやった」ということでよしとしましょう。
家族みんなが笑って新年を迎えれたら素敵ですね。
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