乳幼児期は子供はよく急に熱を出したり、鼻水やせきが出たりすると、子供を小児科や耳鼻科に連れていくことになります。
普段はおかあさんが病院へ連れていくことが多いと思いますが、共働き世帯だと土曜日に「おとうさんが病院に連れて行って!」となることがあると思います。
我が家がそうです。
我が家の場合、共働きで、二人ともフルタイムです。平日は私も家事・育児に協力していますが、やはり妻の方が負担は高いです。
妻は土曜日が仕事の時も多く、子供が熱を出していたり、鼻水やせきが出ているときは、パパが病院へ連れていくことになります。
私(パパ)は、子供が1歳の時から、現在の4歳までだいたい月1回くらい小児科や耳鼻科に連れて行っています。
これから初めて子供を病院へ連れていくパパさんへ向けて、これまで20回以上子供を病院に連れて行った経験から準備や注意した方がよいことをお伝えしていければと思います。
父親が子どもを病院に連れていくときの持ち物は?
病院で診察を受けるにあたり、持っていくものを確認しましょう。
・保険証
・診察券
・小児医療証
・お薬手帳
母子手帳ですが、我が家の場合、発熱や風邪程度では母子手帳が必要になることはありませんでしたが、念のため子どもが2歳になるころまでは持っていきましょう。
保険証は自分のものではありませんよ。「子どもの」保険証です。自分の保険証は必要ありません。
小児医療証は市区町村から発行されたものです。これを提示すれば診察料が無料になったりします。
わが町の場合は無料というわけにはいかず、最大500円でした。からなず持っていきましょう。
小児医療証を持っていくのを忘れても後日市区町村へ申請すれば返金されるので、領収証はとっておきましょう。
あとは必要に応じて外出時と同様の持ち物を準備しましょう。
・嘔吐の可能性がある場合は、エチケット袋(中身が見えないレジ袋で可)
・子供の着替え一式
・大人(パパ)の着替え
・マスク(大人、子供)
大人(父親)の着替えは、子どもが嘔吐したり、汗をかいたりした時に、服が汚れる可能性があるので、不安に思う場合は持っていきましょう。
私は病院が近所だったので、もし着替えが必要になったらすぐ帰れる距離だったので、持っていきませんでした。
今までは幸い、大人(父親)が着替える事態になったことはありません。
マスクを子供が嫌がる場合がありますが、その場合は無理にマスクをさせなくてよいでしょう。
大人だけでもしておきましょう。
あとは病院の待合室で待つ間のひまつぶしグッズを用意します。
・お気に入りの絵本、おもちゃ
・おやつ
・お茶、ジュース
病院の待合室にはだいたい絵本が置いてありますので、その絵本を読んでも良いですが、読みたい本がない場合に備えて1~2冊を家から持参しておくと安心です。
おやつは伝家の宝刀です。どうしてもぐずりが収まらない時に発動しましょう。
病院(先生)に聞かれそうなことをメモしておく
大人が病院で診てもらう時は、問診票や先生の質問に対して、思い出しながら答えていきます。
しかし、子どもとなると、自分のことではないので、発熱はいつから?といった基本的なこともパパは知らないことが多いです。
子どもの異変にはママが敏感に察知するので、おかあさんは子供の症状に詳しいですが、ママに言われるままに病院へ連れていくことになったパパはそういった細かい症状について分からないことが多いです。
病院での問診や先生の質問に対して不明点が多いと、処置も適切に行えない場合があるので、最低限以下の項目は自分の言葉で伝えれるようにしておきましょう。
・いつから症状(発熱、鼻水、せき)が出はじめたか?
・鼻水の場合、鼻水の色は?(透明?、黄色?)
・うんちの色は?(黄色?茶色?)
・うんちは堅い?柔らかい?水っぽい?
私はよく耳鼻科に連れていくのですが、いつもいつ(何月何日)から鼻水が出て、今は鼻水の色は「透明」、せきは朝起きた時によく出る といったことを先生に聞かれています。
待合室では周りは気にせず堂々と
病院の待合室で子どもと待っていると、パパは子どもの機嫌が悪くなって泣きださないかハラハラすると思います。
パパが不安な気持ちだと、なぜか子どもに移って子どもが泣き出してしまうパターンが多い気がします。
なので、まずは不安な気持ちで周りをキョロキョロしたり、「どうしよう」とつぶやいて、子どもに不安な態度を見せないようにしましょう。
他のママさんや子どもたちがいると、父親はなぜか肩身が狭く感じたり、不安になってしましますが、ここは堂々としたいものです。
「我が家は父親が一人で子どもを病院に連れていくことができるんだぞ!すごいだろ!」と何がすごいのかわかりませんが、こじつけでもよいので、自信を持って堂々としておきましょう。
もし、子どもの機嫌がわるくなってぐずったり、泣いてしまっても、周りのことは気にせず、わが子に向き合ってとにかく全力で子どもをあやしましょう。周りを気にすると恥ずかしさも増してくるので、とにかく子どもだけを見て対応しましょう。
子どもの機嫌が悪くなったり、ぐずったりするのは必ず原因があります。
退屈なのか、おなかが空いたのか。子どもはうまく伝えることができないので、代わりにパパが「おなかすいたの?」「抱っこしてほしいの?」と聞いてあげましょう。
子どもがぐずるのはお互い様です。まわりの人も気にしていないので安心してください。
どうしても泣き止まない場合は、いったん外に出て環境を変えてみてもよいです。
その際は、一言受付で外に出ていますという旨を伝えておきましょう。
父親が一人で子どもを病院につれていく時のまとめ
いかがでしたか。
父親が一人で子どもを病院に連れていく際に注意しておくべきポイントを挙げました。
・子どもの症状は自分の言葉で言えるようにママや子どもに確認しておく
・待合室では堂々と!ぐずっても周りを気にせず子どもに向き合う
・どうしても泣き止まないときはいったん外に出てみるのもよい
パパにとって一番の難関は待合室で待っているときだと思います。
元気な時は機嫌が良いわが子ですが、病気になると機嫌も悪くすごく甘えてきます。
こんな時つらいのはパパではなく、病気になっている子どもです。
子どもの気持ちを確認しながら対処していけば大丈夫です。
そして、本当にどうしたらよいか分からなくなったら、病院の受付の看護師さんに正直に打ち明けましょう。
別室に連れて行ってくれたり、時間をずらしてくれたいと対応をしてくれるので、自分で全て解決しようと思わなくても大丈夫です。
一度パパが一人で子どもを病院に行けたら、子育てに大きく自信がつきますので、ぜひチャレンジしてみましょう!
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