冬になって空気が乾燥してくると、風邪やインフルエンザなどにかかるリスクが高くなるので、加湿器を使って部屋を加湿したくなります。
加湿器は部屋全体を加湿するような加湿器はよく、空気清浄機とセットになっているものもあります。
値段も高いのでなかなか導入するのにもじっくり検討してから導入したいですが、値段も比較的安くペットボトル加湿器だと手軽に導入できます。
でも、ペットボトル加湿器は意味があるのか?ペットボトル加湿器の設置位置はどこがよいのか?
について調べました。
そして、ペットボトル加湿器のおすすめな利用シーンを紹介します。
加湿器がペットボトル式だが効果ある?
ペットボトル加湿器はコンパクトで気軽に利用できます。
部屋全体を加湿することはできませんが、ペットボトル加湿器の近くであれば、過度の期待はできないけど、それなりに効果があります。
ペットボトル加湿器は主に2種類の加湿方式があります。
・スチーム式
ペットボトル加湿器を選ぶなら、スチーム式がよいです。
ペットボトルのお水を使用するので、汚れたら新しいペットボトルに代えるだけなので、水を入れているタンクの汚染による雑菌の繁殖の心配はありません。
水はミネラルウォーターではなく、水道水を入れましょう。
超音波式は水を霧吹きしているようなものなので、水道水に含まれている白いカルキが家電や家具に付着して、壊れる心配があります。また、超音波式だと部屋の温度も下がってしまいます。
一方スチーム式だと、水を暖めて上記にして放出するので、電気代が掛かります。
加湿口からの蒸気は清潔で安全です。家電や家具にカルキの白い汚れが付くこともありません。
部屋の温度も、蒸気で加湿するので下がりません。
ペットボトル加湿器の設置位置はどこが良い?
スチーム式のペットボトル加湿器の場合、暖かい空気は上に上昇していくので、高い位置にペットボトル加湿器を置いても効果がありません。
ペットボトル加湿器はなるべく自分の顔に近づけるとより効果的です。
部屋全体を加湿することはできませんが、湯気が出ている周辺は加湿されています。
なので、なるべく自分のはなやのどに近づけて使用するのが良いです。
その他の注意点としては、壁に近い位置に置くのはNGです。
湯気が壁のクロスの内側にカビが生える事があるためです。壁からは話して設置しましょう。
窓に近い位置もNGです。
ペットボトル加湿器の吹き出し口のすぐそばに窓があると、放出された湯気(水蒸気)が急激に冷やされてしまい、窓に液体の水が付着して、いわゆる「結露」が発生してしまいます。
換気扇からも遠ざけた方がよいです。
換気扇の近くだと、加湿器から出る湯気はすぐ換気扇に取り込まれ、外へ放出されてしまい全く意味がありません。
ペットボトル加湿器のおすすめ利用法!
スポット的に使うペットボトル加湿器ですが、具体的に効果的な利用方法を紹介します。
ペットボトル加湿器を寝室の枕元に置く
寝室には大きな加湿器を置いていても、加湿器の距離が遠くなりがちなので、ピンポイントで加湿できるペットボトル加湿器を補助的に利用すると効果的です。
ベッドのサイドテーブルに設置すると良いですね。
自宅の寝室に限らず、ホテルでも利用していきましょう。
ホテルは乾燥しがちなので、加湿器を貸出ししているところも多いですが、ペットボトル加湿器も併用すると安心です。
オフィスの机の上にペットボトル加湿器を置く
オフィス内は空調が効いていて快適ですが、冬は空気が乾燥しがちです。
ペットボトル加湿器は机の上に置いてなるべく顔に近づけてデスクワークすると良いでしょう。
ペットボトル加湿器を車載する
私が個人的に一番おすすめするペットボトル加湿器の利用法です。
ペットボトルの口にUSBの加湿器を装着するタイプのペットボトル加湿器を、車の中央のドリンクホルダーにペットボトルを差し込んで加湿すると、見た目も湯気が出るのでおしゃれな空間を演出できます。子供うけも良いです。
車の中もエアコンをかけるので、空気が乾燥しがちです。
特に長距離移動する時は、ペットボトル加湿器があるのとないのとで違いを感じます。
車の中で加湿器を使うと窓ガラスが結露してしまう心配があると思いますが、窓ガラスが結露するほどペットボトル加湿器は強力ではないので、結露は気にしなくて良いです。
まとめ
いかがでしたか。
ペットボトル加湿器は部屋全体を加湿することはできませんが、ピンポイントで加湿することはできます。
加湿方式は、「スチーム方式」1択です。
なるべく自分の顔に近づける位置にペットボトル加湿器を持ってこれるとベストです。
壁や窓、換気扇の近くでは使用しないようにしましょう。
ペットボトル加湿器の利用シーンとしては
・オフィスでは可能な限り顔に近づける
・ペットボトル加湿器は車で利用してお大丈夫(結露しない)
となりますので、よく覚えておきましょう。
コメント