秋から冬に変わる10月下旬から11月頃、朝晩の冷え込みが厳しくなってくると「そろそろ暖房をつけようかな」と暖房の温もりが欲しくなりますね。
近年、新築マンションや新築一戸建てを購入する時、「床暖房」を設置する家庭も多くなってきたように思います。
我が家も一戸建てを建てた際、8畳のリビングにガスの床暖房を設置しました。
床暖房を使い始めるタイミングはいつも悩みます。いつから床暖房をつけたらよいのでしょうか?
床暖房を使い始めたらつけっぱなしにしておいた方がよいのか?
エアコンも床暖房を設置しているリビングにあるのですが、床暖房を使う際はエアコンも併用した方がよいのか?について調べましたので紹介します。
床暖房はいつからつける?
地域ごとの使い始め
一般社団法人「地球温暖化防止全国ネット」(全国地球温暖化防止活動推進センター)が平成29年3月に行ったものによると、暖房を使い始めるのは主に10月からという結果が増加し、すべての地域で暖房を使い始めるという人が過半数を超えてくるのは「11月」となっています。
北海道、青森、秋田、岩手は9月下旬から使い始め、10月下旬で過半数が使い始めます。
山形、福島、宮城、新潟、栃木、長野は10月上旬から使い始め、11月上旬で過半数が使い始めます。
宮崎、鹿児島、沖縄は10月下旬から使い始め、11月下旬で過半数が使い始めます。
上記以外の都府県は10月上旬から使い始め、11月中旬で過半数が使い始めます。
北海道を皮切りに、暖房の使い始めの時期が南下していきます。
概ね11月に入ったら暖房はいつ点けても良いでしょう。
室温・気温による使い始め
人によって寒さを感じる気温は違いますが、気温が20℃を下回ってくると寒さを感じ出しますね。
なので、室温としてはだいたい15℃~18℃のあたりになると暖房をつけると良いかと思います。
また、昼間は気温が20℃を超えていても、朝晩は冷え込んで15℃とかになる日が続くと、とても寒く感じるので、床暖房を使い始めるタイミングとしても良いでしょう。
床暖房はつけっぱなしの方がよい?
ガス床暖房の場合、設定した温度に到達したら暖めはストップします。その後温度が下がってきたら暖める・・・の繰り返し が仕組みです。
例えば、ガス床暖房を1日つけっぱなしにするのと、就寝している夜12時から朝6時までをオフにするのとどちらが経済的なのでしょうか。
床暖房をつけっぱなしにした方が経済的と良く聞きますが、それは家の「断熱性能」に大きく影響されます。
マンションのような気密性の高い建物であれば床暖房は「つけっぱなし」でも良いです。
理由は、一度暖められたお湯は気密性が高い建物内だと温度が下がるのが緩やかなためガスの消費は少しで済みます。
タイマーにすると、オフにしている間にお湯が冷めてしまい、床暖房がオンになったらガスをいっぱい消費して気密性が高いと温めなおすことになり、ガスの消費も多くなるためです。
一方、昔の建物は外気を取り込むことが良しとされていたので気密性は高くありません。なので、気密性が高くない建物の場合は、お湯の温度もすぐ下がるので、一日点けっぱなしにすると温度を上げるタイミングが頻繁に起きてしまうため、つけっぱなしではなく、タイマー設定にする方が良いです。
我が家はそこまで高気密な家ではないので、タイマーを利用して就寝している間の夜12時~朝6時で床暖房をオフにしています。
床暖房とエアコンは併用すべきか?
床暖房は部屋の広さの約7割以上に床暖房が設置されていたら、部屋全体を暖めることができるので、床暖房だけでよく、エアコンはいらないです。
床暖房は部屋の広さの約7割未満であれば、床暖房とエアコンを併用した方が良いです。
床暖房だけだと、正直肌寒いです。なので、エアコン併用がベストです。
床暖房を基軸として、補助的にエアコンを使うというやり方が良いです。
、
床暖房の欠点としては、暖まるまで時間がかかるということです。
はじめは床暖とエアコンを併用する場合、部屋が暖まってきたら床暖のみにすると良いです。
また、床暖房の欠点として、暖まるまで時間がかかるため、
この欠点をエアコンでカバーします。
まとめ
いかがでしたか。
床暖房は11月に入ったらつけて良いです。
床暖房は部屋の広さの約7割未満であれば、床暖房とエアコンを併用しないと寒い。
床暖房をつける際、建物の気密性が高い場合は、1日中床暖房をつけておいた方が経済的です。
床暖房は足元から温めてくれるし、空気も汚さないので、この冬は適切に使って快適に過ごしましょう。
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