「孫の日」って知ってますか?
「父の日」や「母の日」のように、祝日ではないけど記念日として「孫の日」は制定されています。
まだまだ知られていない「孫の日」ですが、由来や何をするのかを確認しておきましょう。
孫の日はいつ?
「孫の日」は毎年10月の第3日曜日です。
2019年は10月20日(日)となっています。
孫の日の由来は?
「孫の日」は、おじいちゃんおばあちゃんと孫がコミュニケーションを深めることを目的としています。
日本百貨店協会が提唱し、日本記念日協会の認定を受けているおり、正式に日本の記念日として認められています。
制定されたのは1999年です。他の似たような記念日である「父の日」や「母の日」のように歴史があるわけではなく、比較的最近にできました。それでまだ浸透していないのかもしれません。
私も4歳の娘がいるのですが、私の両親や義理の父母に聞いても「そんな記念日あるんや。へ~」と全く知らなかったようです。
そんな「孫の日」ですが、なぜ10月なのでしょうか?
それは「敬老の日」と深いかかわりがあります。
「敬老の日」は日頃の感謝を孫からおじいちゃん、おばあちゃんに伝える日となっていますが、そのお返しという位置づけで、今度は祖父母から孫へコミュニケーションをする日、もっと平たく言うと、おじいちゃん、おばあちゃんが孫へプレゼントを贈る日となっています。
百貨店協会が制定したのでそうなりますね。
「孫の日」が制定されてから20年くらいになりますが、まだまだ認知度は低いですが、百貨店協会が中心におもちゃ屋さんや写真スタジオがキャンペーンやイベントを行ったりして徐々に盛り上がってきています。
孫の日は何するの?
百貨店協会が制定したくらいですから、「孫の日」は、おじいちゃん、おばあちゃんから孫へおもちゃなどのプレゼントを贈る日となっています。
しかし、本来の目的は「コミュニケーション」を図る日であるため、プレゼントである必要はありません。
孫といっしょに遊んだり、お出かけしたり、写真を撮ったりと楽しい思い出を作ることでも「コミュニケーション」は図れますし、むしろ目的に合っている気さえします。
我が家の今年の「孫の日」は、おじいしゃん、おばあちゃんに子供を1日預けて、親は留守番しておき、思いっきりおじいちゃん、おばあちゃんの好きにしてもらうようにしてみようと思っています。
何しようかなと計画するところも祖父母に考えてもらい、「敬老の日」が終わった直後くらいから考えておいてもらいます。計画から任せることで、「孫の日」以前から企画する楽しみができるので、我ながらナイスアイデアではないかと思っています。
注意点としては、企画のアイデアがおじいちゃん、おばあちゃんでは出にくい、あるいは迷っている時はこちらから助言して決めてあげましょう。
助言する際は、「この子は最近星座を覚えてきたから、プラネタリウムなんかどう?」といったように、子供が最近関心あるものに関連する遊びを提案してあげるようにしましょう。
公園に行ってピクニックするもよし、スタジオアリスのような写真館で記念写真を撮りに行くもよし、レストランで食事をするもよし、おじいちゃん、おばあちゃんが決めたことには基本的には反対せず受け入れてあげましょう。
まとめ
いかがでしたか。まだ世間では認知度が低い「孫の日」ですが、是非おじいちゃん、おばあちゃんに存在を知ってもらって、孫とのコミュニケーションの機会を与えてあげましょう。
祖父母から孫へプレゼントを贈るのが目的なのですが、プレゼントにとらわれず、思い出作りの方がコミュニケーションも図りやすいので、「孫の日」本来の目的にも合致していると思います。
おじいちゃんにとっても、おばあちゃんにとっても「孫の日」が忘れられない思い出に残る日となれば素敵ですね。
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