夏の終わりから秋にかけて、太平洋高気圧の勢力が弱くなり、台風が日本へ接近しやすくなります。家屋の対策と共に自動車も対策を行いましょう。一番良い対策は、車自体をスーパーやホームセンター等の屋内駐車場に停めてしまうことです。車の安全は確保されます。
しかし、近くに屋内駐車場がある施設がなかったり、いざというときすぐに車で移動できるようにするために、自宅に車を置いておく、かつ車を青空駐車している場合に取れる車の台風の対策を確認しておきましょう。
台風時、車のガラス対策は?
強風でモノが飛んできてガラスにヒビが入ったり、ガラスが壊れたりするのを少しでも防ぐために、自動車の窓に段ボールを貼っておくと良いです。普通の段ボールだと、雨でボロボロになってしまうので、普通の段ボールではなく、プラスチック段ボールを窓に貼りましょう。プラスチック段ボール(プラダン)はホームセンターで売っています。
段ボールを固定するのはガムテープではなく、養生テープがおすすめです。ガムテープだと、貼り跡が残ってしまう可能性があるため。
養生テープは意外と雨にも強く、貼り跡も残らないのでおすすめです。
プラスチック段ボールが手に入らなかったら、プラダンより性能は落ちますが、プチプチでも代用可能です。プチプチもなければ毛布でも良いです。毛布だと水分を含んで重くなって剥がれやすくなりますので、テープは2重、3重と巻いておきましょう。
台風時、車への傷の対策は?
車にモノが飛んできて車に傷がついてしまうのを防ぐ方法として、「自動車のボディ用カバー」があります。ただし、ボディカバーの本来の目的は車庫内での長期保管用のアイテムであるため、台風時は注意して使用する必要があります。
カバーのかけ方を間違えるとカバーと車のボディが何度も擦れてしまい、ボディに細かい傷がつきやすくなるので、逆効果になるリスクもあります。ボディカバーは純正か、裏地が起毛している「高級品」を使いましょう。
それでも、ボディカバーの擦れが心配であれば、車のボディにも毛布や、プラスチック段ボール(プラダン)などクッションになりそうなものを貼付け、その上からボディカバーを掛けると擦れても大丈夫です。
ボディカバーも台風の強風で飛ばされる心配があるので、しっかりと固定できているか確認しましょう。
台風に備えて車の被害を防ぐ対策は?
事前対策していても、どうしようもない事態が起こったり、想定外の災害が起こったりします。
そのような場合に備えて、自動車保険を見直しましょう。
自動車保険を見直すポイントは、ずばり車両保険に入っておくことです。
車両保険に入っておけば、自然災害で傷が付いたりして被害にあった場合に、修理費用が補償されます。
WEBで契約するタイプの自動車保険(アクサやソニー損保など)は、契約内容を変更した当日、もしくは翌日から適用可能なので、前日慌てて台風の準備をしなくても翌日まで待つで大丈夫です。
まとめ
いかがでしたか。主に青空駐車している場合の自動車に対しての台風準備を紹介しました。
車の窓ガラスやカバーを掛ける対策をしていても大きなものが飛んで来て車に直撃すると車に傷がついてしまいます。
車の修理代は高いので、万が一の場合は車両保険に頼るべきです。
今は手続きもネット上だけでできるものが増えてきましたので、台風が来る前日に申し込んでも間に合いますので、一度保険内容の確認をしておきましょう。
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