お彼岸に墓参りをする意味とは?いつ行けばよい?供えるお花は何?

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お彼岸にはお墓参りをすると言われますが、私は都会育ち?のせいか、子供のころのお墓参りは数回しか言ったことがありません。
しかも小学生低学年の時に行ったっきりでほとんど墓参りをした記憶がありません。
そして恥ずかしながら、墓参りを知らずに大人になりました。

この記事では、そんなお彼岸初心者のために5分で概要がつかめるようにお彼岸の意味や時期について基本的な情報を整理しました。

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お彼岸に墓参りをする意味とは?

「彼岸」という言葉は古代インドで用いられた「サンスクリット語」の「パーラミター」という言葉があり、中国の漢訳では「到彼岸」(とうひがん)と訳されています。その「到彼岸」を略して「お彼岸」となったようです。

この「パーラミター」ですが、仏教の用語でです。煩悩に満ちた現世=此岸(しがん)から離れて修行を積むことで煩悩を取り除くことができるようになり、煩悩が取り除かれると、悟りの境地に行くことができると信じられていた。その悟りの境地に達した世界=彼の岸に到達することができるという意味をもちます。

お彼岸の中日は春分の日や秋分の日になります。春分の日は「自然をたたえ、生物を大切にする」という意味を持ち、秋分の日は「祖先をうやまい、亡くなった人々を懐かしむ」という意味を持ちます。
昔から日本は先祖を崇拝したり、農耕民族なので豊作に感謝したりという文化があるので、この春分の日と秋分の日が重なるお彼岸の時期にお墓参りをする習慣となったのでしょう。
仏教徒の中でもお彼岸にお墓参りをするのは日本だけの独特の風習です。

お彼岸の墓参りはいつ行けばよい?

お彼岸の期間の定義は、春分の日、秋分の日を中日として前後3日の計7日間です。
彼岸の開始日を「彼岸入り」と呼び、彼岸の最終日を「彼岸明け」と呼びます。

2019年を例に挙げます。

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春のお彼岸
彼岸入り:3月18日(月)
中日(春分の日):3月21日(木・祝)
彼岸明け:3月24日(日)

春のお彼岸
彼岸入り:9月20日(金)
中日(春分の日):3月23日(月・祝)
彼岸明け:9月26日(木)

お彼岸は春分の日と秋分の日が基準になるのですが、春分の日と秋分の日は昼と夜の時間がほぼ同じとなる日を指しますが、毎年2月1日に国立天文台で翌年の春分の日と秋分の日が決められます。なので、2年後以降は推測することは可能ですが、確定はしないので、お彼岸の期間も2年後以降は確定しません。

お彼岸の墓参りに供える花は何がよい?

お彼岸のお墓参りに欠かせないのがお墓にお供えするお花です。
お墓参りでお供えする花は菊が多いですが、菊である必要はありません

お墓にお供えするお花は白や淡い色のお花が一般的です。白百合や胡蝶蘭、カーネーションなんかがよくお供えされています。
彼岸の時期に咲く彼岸花も人気です。
お彼岸の時期はお花屋さんでもちろん買えますが、スーパーでもお彼岸の時期は売っていますので、お墓参りする最寄りの駅にお花屋さんがない場合はスーパーを探してみましょう。

注意点としては、お墓お花立て左右に合計2か所あるため、数量に注意しましょう。お彼岸用のお花は2束必要となります。お仏壇用のお花立ては1つなので、1束単位で売っている場合はもう1束を忘れずに買いましょう。

まとめ

いかがでしたか。お彼岸の時期は春分の日の前後3日でその期間中にお墓参りすれば良いです。お墓にお供えするお花は白色や淡い色のお花を選びましょう。お花は2か所立てるので、お花は2束用意するのを忘れずに。
この記事を読んで自信をもってお彼岸のお墓参りに臨みましょう。

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